待望のDVD化です。任侠路線も下火になり「大脱獄」に続く菅原文太との共演が魅力のアクション映画でしたが、高倉健さんが東映を離れた最後の作品でもありました。任侠イメージから一転して同年は(’75)「新幹線大爆破」での犯罪者役も新境でした。文太さんの方は仁義シリーズが終盤になり同年より「トラック野郎」がスタートしました。「山口組三代目」をはじめ二人揃っての共演が多かっただけに残念ですが、スクリーンではこれが見納めでした。
最近の日本の音楽の大半はアメリカの真似ばかりで、聴くにたえないのですが、このCDには、今の使い捨ての音楽ではなく、ほんとに心に残る音楽が収められてるなあと思います。特に裕次郎さんの声はいつまでも色褪せることはないと思います。まさに日本ロック万歳という感じです。最近の流行歌に飽きてしまった人に是非お勧めします。
ドラマで原作の存在を知りました。
本書には教育の原点が書かれています。
教育は国民の権利だと言いますが、
その意味を我々は忘れています。
「教育を受けたくても受けられない」
「読み書きができない」
そういう境遇の受刑者のための学校があることが驚きです。
そして閉ざされた環境の中で、
献身的に教育に取り組む教師の姿に心を打たれます。
地域社会も含めての有形無形の支援があって、
この学校が続いたのだと思います。
教員の皆さんにはぜひ読んでいただきたいと思います。
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