ソフトなクッションではすぐに潰れてしまうと思ってこちらのハードタイプを 購入したのですが、適度な堅さは良いのですが、男性(身長175センチ)の体には 少々小さすぎるような気がします。
それでもTVやビデオを見ながら使っています。 結構腹筋が鍛えられるようで、効果のほどを期待しています。
3人の異なる軍属と階級の復員兵が故郷での社会復帰を描いた感動の名作です。
現実に当時の復員兵を大きく'1.元の職業に復帰する者、'2.就業がなかなかできない者、
'3.戦傷し職業に就けず、心を痛める者とに分けているところなどは洞察力がすごい
ワイラー監督の力量ですね。
3人がそれぞれの幸せを求めて努力する中、彼らの家族、恋人、友人達がいろいろと
絡み合ってドラマを作るわけだが、この作品を誰を中心にそえるかは観る側の選択
によるところが大きい。ただ、多くの方はフレッドとべギーの出会い、恋愛、別れ、
そして再会がこの映画では一番注目するところかもしれない。また、ちょっと酒ぐせが
悪いアルを内助の功で支える妻のミリーのおしどり夫婦、それから両手を失くし義手で
社会復帰を目指すホーマー(ハラルド・ラッセルはこの作品でアカデミー助演男優賞と
特別賞の二つのオスカーを受賞した)は幼馴染で隣に住んでいるフィアンセとの感動の
シーンは当時どれだけの人が涙を流したでしょうか。
ペギー役のテレサ・ライトは1942,43年に3度アカデミー賞にノミネートされ、うち1個の
オスカーを受賞した、言わば時の人であった名女優です。
この作品には戦闘シーンは一切出てきませんが、戦争の悲惨さが十分に伝わってきます。
戦勝国アメリカで最も早い反戦色が強い作品のひとつでしょう。
せつなく力強い声が、背中をそっと押してくれる。
みんなが同じ痛みや同じ悲しみをかかえているわけではないのに、
ma〜naの歌は、どんな人の心にも深く浸透して、
芯からあたためてくれる。
そう、母性のような普遍的なぬくもり。
彼女の歌には体温がある。
よくある癒しなんかじゃない。
それらしい社会問題や環境を詞っているわけでもない。
でも、日常にこびりついたシミのような闇を鮮やかにえぐりだして見せている。
時には大切な命、地球の叫びにまでおよぶ。
ma〜naがいてくれてよかった。
わたしたちは間違わずに、くじけずに、また進んでいける。
最後の歌姫が、ひとりひとりの心に降りる瞬間。
この永遠の瞬間をともに……。
チャップリンの映画の中でも、サーカスが一番パントマイムが秀逸でハラハラ、ゲラゲラさせられる。
仕掛け時計のパントマイムシーンは何度観ても面白いし、檻に閉じ込められるシーンはまさに命がけ。
今回の放浪紳士は男はつらいよの寅さんみたいに悲恋に終わりますが、自分では幸せにできないことを自覚していたからの優しさからかな?
ラストシーンの哀愁もこの映画の「サーカス」という華やかな舞台と対比されていて素晴らしいです。
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