偉大書?という日本語はないと思いますが、まさに良書を超えています。(Good to Great)
ポイントが明確でかつデータに裏付けられた重み、深みを感じます。
いかがでしょうか。感じませんか?
「第五水準のリーダーシップ」
偉大な実績に飛躍した企業はすべて、決定的な転換の時期に第五水準の指導者に率いられていた。
第五水準の指導者は個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格をあわせもっている。野心的であるのはたしかだが、野心は何より会社に向けられていて、自分個人には向けられていない。
「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」
偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうべきかを決めている
「厳しい現実を直視する(だが、勝利への確信を失わない)」
偉大な実績に飛躍した企業はすべて、偉大さへの道を発見する過程の第1歩として、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視している。
偉大な企業に飛躍するためにまず行うべき点は、上司が意見を聞く機会、そして究極的には真実に耳を傾ける機会が十分にある企業文化を作り上げることである。
上司が真実に耳を傾ける社風を作る基本的な方法が4つある。
1.答えではなく、質問によって指導する。
2.対話と論争を行い、強制はしない。
3.解剖を行い、非難はしない。
4.入手した情報を無視できない情報に変える「赤旗」の仕組みを作る。
「針鼠(はりねずみ)の概念(3つの円の中の単純さ)」
偉大な企業になるには、3つの円が重なる部分を深く理解し、単純明快な概念(針鼠の概念)を確立する必要がある。
1.情熱をもって取り組めるもの
2.自社が世界一になれる部分
3.経済的原動力になるもの
「規律の文化」
偉大な業績を維持するカギは、みずから規律を守り、規律ある行動をとり、3つの円が重なる部分を熱狂的ともいえるほど重視する人たちが集まる企業文化を作り上げることにある。
「促進剤としての技術」
どの技術分野に関しても決定的な問いは、その技術が自社の針鼠の概念に直接に適合しているのかである。
「弾み車と悪循環」
偉大な企業への飛躍は、外部からみれば、生物の成長のような積み重ねの過程だと感じられる。
表紙がキレイ、中身もキレイな写真がいっぱいで 買いました。一気に読み 終えましたが、途中、ぐっときて、思わず涙が…。久々に本を読んで泣きました。
ずっと興味はあったのですが、置き場所に困るかしら?とかいろいろと考え、まずは買ってみようと購入しました。目的は、レースのカーテンなど大きめリネンのクリーニングのため。またベビー服の漂白のためです。
今は超お役立ちアイテムとして重宝しています。別売りで蓋もありますので、必要とあれば合わせて購入することも可能です。
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