いろいろな意味でテイチク「近鉄全線記録・後編」TEBD38052の10年後を補完する内容ですね。
90(80)年代の2曲程度に1曲、70年代の「風」他の曲を挟んだような構成、昔の曲になる度懐かしくて、どうしてLPレコードでなく、デジタル再生装置から正やんが聴こえるのだろう、と不思議な錯覚に陥りますわな。
今の耳で聞きますと、正やんの世界というのは、(いい意味での)素人感覚のアレンジ、日常感覚の何気ないが誰もが共感できる爽やかな歌詞、クールでありながら、優しさを秘めたメロディにある。ちょっと聴いただけでどれも正やんの曲、って分かりますわな。朝の子供番組の「ただいまママ」、山本潤子さんが歌った「緑の季節」も大好きです。
歌い方も独特の正やん節やし。本盤でも「暦の上では」のサビの高音が繊細で、爽やかですなあ。歌に入るときの、ちょっとした溜めを置いてかすれたような声のボーカルが渋くてエエ。「分かれ道」「君と歩いた青春」「そんな暮らしの中で」「ほおづえをつく女」「なごり雪」「moonlight」「海岸通」「MUSICIAN」「海風」「22才の別れ」と、かぐや姫〜風〜正やんソロと横断してホンマ、ゴツ過ぎる懐メロですわな。こんなオンパレードでけるの、他にユーミンと故ZARDくらいでないですか。90, 80年代の曲でも、「けんかのあと」「さよならの到着便」「9月の島」「スモークドガラス越しの景色」、特に「冬の地下鉄」には繊細で鋭敏な感覚に溢れた詞曲があって発見がありますし。
賛否両論がある正やんの最近の歌い方(2000年以降のライブでのなごり雪や22歳の別れ)ですが、音程をわざと外したり、サビを大幅に変形したりするのは、アリスや拓郎、かぐや姫もライブではガンガンやっとった。80年代のソロの時代まで続いたあごヒゲとサングラスに覆われた繊細で傷つきやすい正やんの感性が、いまさらはにかんだり、さりげない反抗をする歳でもなくなり(ファンもそうなんですが)、スタジオでの「冬の地下鉄」等では主情的に歌われとります。30年来のファンのわてには実に楽しめますけども・・・
自分はヨコハマとはあまり縁がありませんでしたが、とても楽しく!繰り返し読みました。 特に評価したいのは下記3点。
一つ目。 まずお店や人の、商店街復活に向けた取り組みがとても具体的に描かれており、 話のストーリーだけでなく、人の描写や当時の社会的背景なども含めとても読み応えのある一冊であること。
二つ目。 自分にとって、ノンフィクションとして人に読ませる物語性と、 流れに適した文・書き方を勉強できる作品です。
そして三つ目。 読み進めると、ヨコハマの歴史や、ちょっとした雑学などを自然に覚えることができました。具体的な店名・地名も多数挙げられているので、ガイドブックのような感覚で読んでしまいました。
総じてですが、とても読み応えのある一冊でした。
作詞 菊池成孔 作曲 渋谷慶一郎 という、日本屈指の音楽家が作り上げた最高品質のJ−POP。音の密度がとにかく半端無いにもかかわらず、曲はどこまでも ポップでキャッチーである。こういう曲を聴くと、いかに今のJ−POPシーンがやばい状態なのかをつくづく思い知る(カウントダウンTVを見よ!酷いカラオケが溢れている)。 才能溢れるおもしろい人達がどんどんJ−POPを作ってくれれば、韓流だとかそういうの全く関係なくなるのにね。とにかく渋谷慶一郎の仕事にリスペクト!(この前の相対性理論とのコラボもめちゃくちゃすばらしかった)。
洗面所をリフォームした際、新しく増設した棚に入れる脱衣カゴ兼洗濯カゴをさがしていました。
どうしても湿度が多い場所なので、籐製品でない水に濡れても平気な製品が欲しかったのですが、
大きさといい、取っ手が付いている等まさにぴったりの製品でした。
形もスクエアで積み重ねることもできるので、
スペースを無駄なく使える収納ボックスとしてもすぐれているのではないでしょうか。
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