大和〜奈良時代あたりをモチーフとしたファンタジーです。 文字(漢字)の持つ意味を具現化できる少女マユラと浮浪児シンが、彼女の存在を危ぶむ役人(警備隊長)から逃げつつ、絆を深め成長していくという王道の旅物語です。 少年と少女が旅をしながら成長していくという展開自体はありがちですが、漢字や巫女の設定を上手く取り入れて津田先生らしさを演出していると思います。 また、マユラとシンは漢字の知識を持つ芝姫と子供の一馬という感じなので、すんなり入ってきました。
絵巻物のような作風は好き嫌いが分かれるところでしょうが、個人的にはもはや津田先生の形式美だと思います。 戦闘等の迫力には欠けるものの、間の取り方や微妙な緊張感の描写、緩急の描き分けは流石ですし、世界観を感じられるので好きです。 歴史好きな先生のこだわりを前作同様(それ以上に?)、随所で見られる点も好感を持ちました。
反面、女の子はもうちょっと可愛く描いてほしいな、と思う場面もありました。舞台設定上、ある程度出てくるような女性キャラに可愛らしさを持たせるのは難しい所もあるのでしょうが、それにしても野暮ったいと感じることが…。 ただ、男性側のシンは最初から最後まで可愛いかったし、クランドも格好良かったです。
次巻以降も楽しみにしています。
終わってしまいとても寂しいです!!
出来ればミシェル(坊ちゃま)が将軍になってからのそうびとの生活とかも読んで見たかったです。
2人の間の子供もカータン(家旦)だけじゃなく他の2人の子供も見たかったですね(笑)
カレカノの江戸編も別ver.としてこのまま発売して欲しいと思ってしまう程面白かったです♪
津田さん、カレカノ江戸編新連載してくれませんか?(笑)
次回の新作も楽しみにしてます。 お疲れ様でした!
地上波6時台でどういう風に表現するのかと注目していました。 丁寧な演出で露骨さが無く上手な演出だったと思います。 これの反動からかわからないですが、その後かなり演出が壊れていきます。 劇メーションと呼ばれる割り箸紙人形劇を取り入れたり、前にもあったけど実写絵を取り入れたりハチャメチャなノリに凄いパワーを感じます。 本編でも文化祭シーズンという事で、お祭り的な効果もあって私はそれ程違和感を覚えませんでした。 こういう挑戦的な事が出来るのも、スタッフがこれまで築きあげてきた雰囲気作りの賜物でしょう。
ほのぼのとしていて、毒が無い。 カレカノは後期より初期の方が好き、という人にオススメ。 キャラの嫌味の無さ、独特なコマ割り、キレイな絵、どれを取っても一級品!
思春期のモラトリアムを上手く表現出来ているアニメです。 バリバリの少女漫画なノリではなく、普通に男でも見れます。 途中のある事件を機に庵野監督が途中降板しますが、完全に作品から降りた訳では無いので最後まで庵野節なアニメが楽しめます。 ほんのり青春気分を楽しみたい方にオススメ☆
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