都市部の公園でのバードウォッチング用に購入しました。 ウォッチング対象は、主にコゲラ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、そしてツグミ。 肉眼でも見える程度の鳥を、ちょっとアップで見たい、というレベルの用途なのです。
よいところ: ・軽量コンパクト 軽いのでウォッチングし続けていても腕が疲れにくいです。 バードウォッチング後に、そのまま出かけても、双眼鏡が邪魔になりません。
・質感が高い 安っぽさがなく、質感の高さが感じられます。
・視野もシッカリ確保 最初は視野が狭いかな!?と思いましたが、慣れてしまえば普通に使えます。 ズームしすぎていないというのもあるんでしょうね。
わるいところ: ・特に…ないかな
自分の使用用途に限定するなら、期待通りの働きをしてくれています。 さすがNikonです!
軽くで丈夫です。目も疲れません。 老眼鏡はあちこちの部屋に置いておくのですが、この価格で、この性能。 良い商品だと思います。最初に比べてケースもスリムになりました。 眼鏡店で購入した1500円の安物(これも安いけど)は全て入れ替えました。
不思議な本だった。主役はきのこ。きのこを題材にした古今の文学作品を集めた本だ。狂言や今昔物語などの古典からいしいしんじまで16編が並ぶ。
うっそうとした薄暗い林間にひっそりと生えるきのこたち。色とりどりに美しいきのこはもしかしたら毒を持っているかも知れず、食べられそうな地味なものでもどことなくあやうさやはかなさを伴っている。この本に登場する作品はそれらきのこの特徴をうまく捉え、ときにはエロティックに、ときには滑稽にきのこを描く。どれも小編でありながら楽しめた。個人的なお勧めは加賀乙彦の「くさびら譚」。
そしてなにより特筆すべきはこの装丁。なんという豪華な本だろう。何ページにも渡って文字のない真っ黒なページが続いているかと思うと、実は少しずつ紙質が変化していて手触りだけがその変化に気づく。ときには本をぐるりとひっくり返さなければ文章が読めなかったり、光にかざしてようやく文字が読み取れる作品もある。ボール紙のような分厚いページが続いたかと思うとわら半紙のようなざらりとした質感のページに変わっている。フォントもレイアウトも統一性がない。けれども楽しい。きのこのように怪しく美しい本の中に入り込むうちに、自分が薄暗い木の下闇のなかできのこにたぶらかされているような気持ちになってくる。
以前、通販で低価格の壁掛け鏡を購入した際、離れたところが歪んで見えるという現象があったので、 今回の品物もちょっと不安だったのですが大丈夫でした。 このお値段で木製のウォールミラーはお買い得だと思います。
『海神別荘』の「乙姫様が御工夫を遊ばしました」百科事典。海底にある「此の国の微妙なる光に展(ひら)きますると」白いページの上に、森羅万象が極彩色で描きだされる。『夜叉ヶ池』の白雪の衣裳。「雪なす羅(うすもの)、水色の地に紅の焔を染めたる襲衣、黒漆に銀泥、鱗の帯」。鏡花の天才は、舞台でも実写の映画でも不可能なイメージを、華麗な詞章に封印した。現在の3DCGのアニメによって、それは初めて再現可能となったのではないか?若き才能の挑戦に期待!押井守さん如何?
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