ヨーロッパ編SPから約2年の時を経て、のだめワールドが帰って来ました!
ウィーンの美しい街並みに、歴代の名立たる音楽家たちの銅像。
花束を片手にウキウキと弾むように歩くのだめ。
そして楽友協会での高らかな、ベートーヴェン:交響曲第7番。
映画のオープニングに相応しい、豪華で壮大な幕開けです。
とにかく随所に小ネタが満載で、笑いが絶えない。
あちらこちらに散りばめた細かいギャグが、本当に面白い。
ギャボ茶で笑い、「空気よめって言ってるんデスよ!」に大ウケして、
ボロボレロで爆笑し、のだめカレーでは本当、映画館全体が爆笑の渦でした(笑)
楽しく笑えるシーンもあれば、ニムロッドをバックに、必死で練習をするマルレオケメンバーに涙し、
音楽の宇宙に想いをはせる、あまりにも美しい千秋とのだめのシーンにとても心を打たれました。
そして前編一番の見所の、チャイコフスキー:序曲「1812年」 。
凄い、圧巻です。玉木宏の指揮に圧倒されました。
もう何が驚いたって…連ドラ、ヨーロッパSPとは比べ物にならないくらいに指揮が進化している。
右手だけではなく、左手の動き、アインザッツ、そして何よりも表情が凄く良い。
チェロの優雅な旋律から入り、激しい戦闘が幕を開ける。やがて戦いが終結し、穏やかな農村の風景が甦る。
ここの表情が最高に良い!客席を見渡すお爺さんが、また涙をそそります。
そして行進曲。ヤバイです、かっこよすぎです!痺れます!!超ブラボー!!
…と、1812年の余韻に浸っていると、今度は続けて哀愁漂うバッハのピアノ協奏曲。
これはナイヨーもう反則だろ!という目が離せない演出。
このピアコンが、これまた色気があって痺れるほど格好良い。
そしてマーラーの名曲をバックに、のだめの悲しみ、迷い、優しさ、焦り等、様々な想いを包み込んで、
後編へ向けて繋がって行くワケです。
本当に見所満載の、最終楽章 前編。
実写のだめチームの、「素晴らしい作品を作ってやるぞ!」という
意気込み、心意気、妥協の無さを心底感じました。
余談ですが、マルレオケの脅威の再現率には脱帽。
楽器が演奏できて演技も出来る役者を、ビジュアルも含めてよくもまあ、
あそこまで集めたものだと頭が下がります。特にノースリーブが最高です(笑)
★特典映像の感想★
一番楽しみにしていた未公開映像が思ったより少なくて、少々残念でした。
ですが念願のロックオンを見ることが出来て嬉しいです♪
一番見応えがあったのは、マングース撮影日記です。
クランクインからクランクアップまで、カレンダー形式で追って
映像が公開されていて、見やすくてとても面白かった。レアな映像も満載です。
『最後は映画だ!ぎゃぼー!!のだめカンタービレ 最終楽章 ロケ地マップ』の
収録映像と被っている部分も結構ありましたが、まぁこれは仕方ないのかな…
自転車に乗って遊ぶ、玉木くん&樹里ちゃんがとても可愛かったです♪
後編の特典映像では、ヨーロッパSPロケ地マップでの「三樹の会」コメンタリー
ナビバージョンの復活を希望します!
最初は『くだらねー』とか『何でドラマなんだよ!』とか思ったけど、いざ見ると面白い!竹中直人の演技が凄すぎた〜。ある意味、竹中直人の演技に泣けた。久しぶりにドラマにハマったよ。唯一、気になるのが、黒田美紀役の濱田マリの娘があのあとどーなったのかが気になります。もしかしたら、このブルーレイに入ってんのかな?
歌詞は韻を踏んでいて、メロディーもなじみやすく、メリハリが利いているので、自然と盛り上がれます。
玉木宏さんの少し高めの声に良くあった歌詞とメロディです。
一緒に入っているDVDは、想像とまるっきり違うものでした。
歌だけを聴いているときは、純情で一途な印象を持っていたのですが、その映像を見ながらだと、180度違う印象を持ちました。
映像で印象が変わるのはおもしろいけど、猟奇的、ちょっと怖かった〜。
購入時はペラペラだったので不安もありましたが
キャラ、背景、モンスターと
非常にバランス良く掲載されており
絵の量も豊富で大変見ごたえがあります。
カバーを外すとおまけのラフスケッチもあるという芸コマ。
ページ数稼ぎのような無駄にゲームの名場面や絵コンテなど無く
シンプルで大変気に入りました。
今年に入ってからのにわか玉木ファンです。
「 SLOW TIME 」と「 Air's Call」が聴きたくてアルバムを買ったんですけど、
他も曲もすごく良かったです。
玉木宏という人の体温だとか、手のひらだとか、足音だとか
そんなものを感じることができるアルバムですね。
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