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Does the Noise in My Head Bother You?: A Rock 'n' Roll Memoir 前々からエアロスミスとその時代をある程度知る者にとっては、そんなことが起こっていたのか〜、スティーブンからすればそんなふうに感じていたのか〜、と思い知る作品です。
冒頭からスティーブン独特の言い回しが全開で、オリジナルの英語表現を読んでみたい方々にお勧めです。
一人の男の生き様が本人自身の視点で語られています。ただし、時系列は整っていないし、内容もよく飛びます。ほとんどの話はドラッグがらみ。そこがスティーブンらしいと楽しめなければ読みにくいかもしれません。
写真は日本語訳版よりも若干大きめで見やすいと思います。

GRV1778 [DVD] groovisionsによるCG映像。約20分。車が道路を走るのを真上からみるスタイルで追う。時間の経過につれて夜になったり、景色がいろいろ変わったり。発想とビジュアルは抜群に良い。ただ、この作品、ラストがどうなるのだろうと思っていたら、とんでもない終わり方をしてくれた。いくらなんでもそりゃあないだろうって感じです。ただ、途中は非常 に面白くBGVとしてはいいかもしれません。あと、DVDとしてこの20分の作品1本しか収録されていないのは寂しい。
図書室の海 (新潮文庫) 彼女の描く世界は”ありえない世界”なのだけれども 懐かしいような、恐いような....”もしかして、あれが、、そう?”と誰もが思えるような不思議さがあります。ここには、そんな”世界”が10通り詰まっています。

それは”結末”とか”納得”のない世界ですが、情景描写の上手さがそんな ある意味での矛盾を感じさせずに ぐいぐいと読者を引き込むのです。 

どの作品も すばらしいですが 彼女のお得意?の「学園もの」...表題になっている「図書室の海」は出色です。不思議度が高い??のは「睡蓮」かな?彼女自身が後書きで「自分らしい」と言っている「ノスタルジア」は、ひたひたと恐くて懐かしい話です。


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