このバットマンの始まり方はまさにティム・バートン監督らしい雰囲気と音楽だ。
1995年、映画「Batman Forever」のサウンドトラック盤です。
Sealのtr. 4以外は、(リリース当初)すべて新曲で、
tr. 3のBrandyは、Lenny Kravitz作曲・編曲・演奏(G, B, Dr etc)のミドルチューン
tr. 5は、THE MARVELETTSのカバー。作曲は、Smokey Robinson。
tr. 8は、THE DAMNEDのカバー
tr. 11のMichael Hutchence(INXS)は、Iggy Popのカバー 。。。となっています。
全体的に、暗くて妖しいサントラ盤です。
その中、SealやEddi Reader etcが、癒しを与えてくれます。
ロック系・オルタナ系・パンク系と、クラブ系・ヒップホップ系が、一緒に入っています。
曲によって好みが割れると思うので、「☆-1」させていただきました。
ちなみに、U2は、「The Best of 1990-2000」に収録されています。
また、Sealは、このサントラ盤に収録されているのは、フェイドアウトして3:35くらいで終わる短縮バージョンで、
オリジナルは、1994年リリースの2ndアルバム「Seal」に収録されており、4:47あります。
「Batmanファン」「各アーティストのファン」にオススメです。
レア音源目当ての人は、お手持ちのベスト盤やレア音源集を、先にチェックすることをオススメします。
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何より、この映像の美しさ!!黒が基調の、ダークな画面を切り裂くように 突如現れる、いかした黄色いあひるちゃん(この汚れ方が、また絶妙なのです)。 ペンギン氏の地下の住まいも可愛くて、ティムバートンってほんとに センスいいなあ、と感心します。すみずみまで、美意識が行き届いているというか。 バットマン家のクローゼットに、あのコスチュームが普通にずらっと並んでいたり、 キャットウーマンが、自分の衣装を夜なべして手作りしてるのも可笑しい。 悪役も含め、皆が心の痛みや生活の事情を抱えていて、泣かせます。 繰り返し観て楽しめる作品なので、買いですよ。
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