童話『眠れる森の美女』『雪の女王』をベースに(というよりも一緒くたに)ストーリーが進んでゆきます。ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』やルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の要素も少しずつ入っています。そして、いつものブレイヤー節も随所に炸裂!(監督が数年前に大病を患ってからは、多少作風が変わったように思っていましたが、ラストシーンを見れば、”いつものアレね。”と妙に安心。)
”眠れる王女”ことアナスタシアは、原作と違い、16歳ではなく6歳で眠りに落ちます。理由は魔女曰く「子供時代なんて短い方がいい」から。長い長い眠りについている間、彼女は夢の中で冒険をします。年上の少年ピーター(『雪の女王』のカイ少年にあたる男の子)を慕い、行方不明になった彼を探しながら、小さい大人ばかりが住む、アルビノの王子と王女の国で歓待を受けたり、ロマの少女と親友になったり、ラップランドへ行ったり。
ちなみにピーターはアナスタシアを妹のように可愛がっていましたが、ある日を境に性格や態度が極端に豹変し、そのまま家出をしてしまいます。『雪の女王』原作では、悪魔の鏡の欠片が目と心臓に入ったから、ということになっていましたが、この映画ではピーターの目に異物(雪の女王の撒く氷の欠片)が入っていないか覗き込んだ母親が一言「ああ、思春期がきたのね。」(そういう解釈があったのか!)他にも、童話原作に監督独自の解釈を加えたところがいくつかあり、興味深いです。
アナスタシアが長い長い眠り(&冒険)から覚めると、そこは現代。”王子”として現れるのはピーターの曾孫。二人がどうなるのか・・・・それは、見てのお楽しみ。(ラストシーンも、いつものブレイヤー節炸裂なんですけどね。)
なお、タイトルに「禁断メルヘン」なんていう文言は不要だと思います。この映画に助平な意味でのエロスを期待してはいけません。女性の胸がチラッと出るシーンはありますが、別にいやらしくも何ともありません。映画の内容自体も、これまでの過去のブレイヤー作品に比べれば随分毒が抜けた印象です。
ドラマを観て、オープニングの曲が特にいいなと思いました。すぐ購入せず、飽きないで聴けるのか?何回も視聴させて頂き購入を決定!「良くドラマの時は良かったけど・・・時間経つとそうでもなかった。」というのがあるのですが、 このオリジナルサウンドトラックは購入して良かったです。気に入った曲もほとんどでパソコンにチョイスしたものだけ 録音してBGMに朝、聴いてます♪
13年前の収録の作品です。 現在ではベテランの域に達したオーレリ・デュポンが瑞々しい魅力を湛えています。 パートナーは、現在はウイーン国立バレエの芸術監督となっているマニュエル・ルグリ。 大変困難、そして長い長い第2幕の王子のバリエーションも完璧にこなしています。
主役の2人だけでは無く、現在はエトワールで有る、マリ・アニエス・ジロが ソリストを、イザベル・シオラヴォラはなんと、花のワルツの中にいます。 他にも現在はソリストをつとめている人達も多数、随所に見られます。 真ん中を踊っている人ばかりで無く、画面中、見応えたっぷりです。
1982年、11月に収録されたとはいえ、キーロフ・バレエは本質を感じさせてくれる。 第1幕の「花輪のワルツ」はジュニアが花を持ったり広げたりし、オーロラ姫が健康美でヴァリエーションやパの脚上げが見事。現代はダイエットばかり繰り返し、脚の細いガリガリのバレリーナが目立つ。第2幕の城で待ち構えるカラボスや部下、蜘蛛の巣に立ち向かう王子のエキサイティングなシーン。第3幕の結婚式に登場する童話の主人公が可愛い。私は長靴をはいた猫がお気に入り。 新しい時期に上演されたものはまた演出が凝ってたりするがかえってそれがくどかったりする。とくに読み替えリメークを交えたりするから。 この映像を全幕通してみたらディズニー映画に匹敵するファンタジー。こちらもバレエに使われた曲が挿入されている。 考えによれば古いものは古いなりでバレエ本来の魅力があります。
幼稚園では飲み物は常温を薦めています、ということで、 これまでこの商品と同じスケーター社のプラスチック製の プリンセスの水筒を使っていました。
朝は冷たい麦茶を入れていますが、幼稚園から帰る頃には 「麦茶が熱くて飲みたくない」と娘が言うのです。熱いなんて 大げさな、と思って飲んでみたら、常温とかぬるいとかいう 感じではなく、ホントにあったかいので驚きました。 親世代が子供の頃とは気温が違うんですね。。。
そこでステンレス製の水筒を購入しました。冷たさが本当に 長持ちします。あまりの暑さに、とってもありがたい気持ち になります。量も十分ですし、重さもプラスチック製と 変わりませんので、幼稚園児の娘も気に入って、水筒袋に 入れて大事に使っています。
プラスチック製のは冬にはいいかもしれません。これも やはり大事にとっておいて、季節で使い分けてみようと思います。
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