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國民の創生 CCP-256 [DVD] 廉価版がやっと発売されました。映画を論ずる人で、まだこの作品を見たことがない人にはぜひ見ていただきたい。映画で描き出せるリアリズムの原点があります。もしフランスで作られたこの当時の映画を見比べていただくと、この映画のすごさがわかります。
映画は「光」の芸術だと思い知らされます。

二十歳からの20年間―“オウムの青春”という魔境を超えて 著者は、1989年20歳の時にオウム真理教に入り、地下鉄サリン事件の後、自分の信じるオウムの幻影が、外部から得られる情報により少しずつ崩れていく中で、2000年上祐の出所後、新体制のアレフへと移り、2007年に上祐派とともにアレフを脱退した。

オウムを脱退した人の書いた本やインタビュー本を読むと、一連のオウム事件に直接関わっていない一般の信者は、頭が良くて心のやさしい人という印象を受けるが、この本は、そんな人たちがどうして無差別殺人を許すような教団に入ってしまったのかという疑問へのひとつの答えを示してくれるように思う。

本書は四つの章からなる。

第1章は、著者が生まれてからオウムに入るまで、霊的経験や自分の周りの人たちとの違和感、強い感受性をもてあましながらの学生時代のこと、夢と現実のシンクロニティが麻原を救済者とみなしてしまった悲劇に至るまでの様子が正直に書かれている。

第2章、出家からサリン事件まで。麻原を絶対視する信者たちが、修行という名の下に理性的な判断力を失っていく様子、救済という目的が、組織の中での出世にすりかわっていく様子などが興味深い。

第3章、サリン事件後、著者が他のリンチ事件に関わったとして逮捕され、外部からオウムの別の姿が明らかになっていく過程で、オウムを否定する気持ちと、オウムの教えにすがりつきたいという気持ちの、心の葛藤が始まる。

第4章は、上祐の出所後、更にオウムの真実の姿を知り、再び夢と現実のシンクロニティで今度は上祐に救済を委ねる日々となるが、自然とのふれあいを通じて、やっとオウムから脱却する様子が描かれている。

エピローグでは、オウム時代の総括の様子、啓示的であった夢が自分の願望の投影であったこと、内観という作業を通して、本当の自分の姿を見つめていく様子までが紹介されている。

著者は、アレフ脱会後、聖地巡礼の途中で、ある神社の宮司に「宗教に失敗してここにきました」と挨拶している。オウムが犯した罪は、実行犯が処罰されることで償われるものではないはずである。元信者は、実際に教団の存在をなんらかの形でサポートしていたことになるし、また、同時代を生きて、オウムの存在を知っていた人間も、存在を許してしまったという罪があることをしっかりと自覚していたい。

森田涼花 romance18 [DVD] 全体的に写真集のメイキング風。
でも、魅せるところはしっかり魅せてくれます。

可愛い、セクシー(っぽい)、天然な涼花ちゃんが楽しめます。
この作品は森田涼花の「今の生の姿」を納めたもの。
彼女ももう18歳となりゃ、今後は今まで以上に少し背伸びした内容を期待したい。

ま、これはこれでアリということで。

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