ひさびさの邦画界の秀作ミュージカルでもあり、鑑賞後すぐに購入しました。ハードなロックナンバーも乗れるのですが、「まげてのばして」「Happy Wednesday」など明るさのなかに映画の哀調を彷彿とさせるナンバーに魂を揺さぶられます。
なお、音楽担当のひとりガブリエル・ロベルトはイタリアの新進作曲家と説明されていますが、やはり中島監督の作品ではお馴染みであり、類似したペンネームを名乗る女性アーティストがその正体であろうという推測は、ひとり私だけの抱く妄想ではないでしょう。
レーベルは、菅野よう子なども在籍するグランドファンクのGrand Trax。 CM音楽を制作している会社だけに、楽曲の心地よさ、多彩さ、サウンドの作りこみなどどれも一級品。 でもやはりその中で際立つのはYOSHIKAの麗しい歌声とコーラスワークだと思います。
YOSHIKAといえばm-floとのコラボ曲や、活動休止前の楽曲が有名ですが(カラオケでもそれしか入ってない…) アコースティック色の強い楽曲でこそ本領が発揮される歌手だと感じさせられます。
Worldに続き、REDWOOD TREEも全編アコースティック色の強いアルバム。 歌詞も美しく、アルバム全体の世界観が確立されています(ブルーグラス調の7曲目だけ浮いてる感じもするけど^^;)。 J-POPの新しい形「メロウ・フォーク」と宣伝されていますが、確かにとても良質な邦楽です。 なお3曲目(Nyoy Volanteのカバー)と5曲目を除き作曲はすべてYOSHIKA自身が手がけています。
LISAを交えた新曲SOUND BOY THRILLERが聴きたいがために買ったような作品。
確かにLoves DISCも一定の水準を保っていて(特にBONNIE PINKとの相性良し)、そこそこ聴けるが、やはり、LISAと一緒のTRIPOD DISCのほうが圧倒的に素晴らしい。
今後VERBALと☆Takuがどんなアーティストと一緒にやろうとも、LISAがいた頃のあの世界観にはかなわないだろうなと、今でも強く思う。それは、Lovesに参加した様々なアーティストよりもLISAのほうが素晴らしいとかじゃなく、VERBALと☆TakuとLISAの三人がまとまったときに作り出す世界観や音があまりにも素晴らしすぎるのだと思う。
Lovesで色々な試みをしたVERBALと☆Takuだけど、それって、LISAとでも十分にできたことだと思う。
SOUND BOY THRILLER聴いてて3人の強い絆を再確認できたし、お願いだから、そろそろ元に戻ってほしい。
シングル『JOLIE』の時もレビューをかかせてもらったんですが、YOSHIKA、ホントにすごいッス!! その時も言いましたが、声が宇多田さんに似てます。ハスキーだが高音で伸びのあるしなやかなヴォーカル。全編英語なんですが、英語の発音がめちゃくちゃ美しいです。 どの曲もセンスがよく、おしゃれなサウンドに仕上がっています。特に、『Brisa do mar』、ショパンの名曲『別れの曲』のカバーなどはCMでかかっているので、みなさんきっとご存知だと思います。BGMとしても耳障りなく聴けますし、もちろんじっくり何回聴いても、全く飽きません。 ここには画像がでていませんが、YOSHIKAはシングルの時はまだあどけなかったのに、今回のアルバムではメイクモードっぽく、大人になっていてビックリしました。 出たばっかりですが、次のアルバムも早く聴きたい。 そう思いました。
初のプライベート写真集という事でとても楽しみです!! それにLIVとしての風景も見れるそうなので とても期待しています!!
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