現在、ワーキングメモリを勉強中なので、いろいろ参考になります。
ベルトにつけて上下運動で計測する従来の歩数計とは異なり科学の進歩を感じました。2週間程度毎日計測してみての感想は以下のとおりです。
○加速度センサーで歩数を計測できるため、自分はズボンの前のポケットに入れています。ちょっとラフな格好で散歩するときや、家にいるときでもポケットのついたスウェットなどに入れて計測でき重宝しています。
△ただ、従来の歩数計よりも大きいので、他のモノもポケットに入れると、すこし邪魔と感じるかもしれません。商品は幅47mm×高さ73mm×奥行き16mmですので、従来品よりも大きいと思います。
○計測された歩数はほぼ正確だと思います。家から駅までの歩数などを確認する限りあまり狂いはありません。
○電車に乗っている間や自動車を運転している間は、地上から見ると乗り物と一緒に移動している(加速している)のですが、乗り物の中では、ほぼ静止状態なのでカウントされません。この点は、当たり前かもしれませんが、よく考えられていると思いました。
○計測した歩数だけでなく、歩幅を登録するので歩いた距離が表示されます。更に、消費カロリーや脂肪燃焼量も分かります(あくまでも目安ですが)。これらが7日分は本体にも画面表示されるので、記録し忘れても大丈夫です。
◎最大のポイントはパソコンとの連携です。パソコンでの管理ソフトは、様々なデータをグラフ表示したり、保存データをCSV出力したりでき、機能的に優れていると思います。
●但し、USBポートでの接続に不満があります。自分自身は、初めはうまく接続できませんでした。「パソコンの管理ソフトを起動する」→「パソコンに専用のUSBケーブルを接続する(この時点では反対側に歩数計を接続しません)」→「最後に歩数計を接続する」という順番を守らないと認識されないようです。説明書には書いてあり、慣れれば問題ないですが、iPodの操作とは違うと思いました。
プレゼンテーションにおける言動、スライドの作成方法などの良し悪しを判断する基準を自分の中に確立するために読書を続けていたところ、この本に至りました。この本の内容はまさに私が必要としていたもので、非常に勉強になりました。この分野を研究している方にとってこの本が良いか悪いかとは別の基準となりますが、プレゼンテーションやビジネスコミュニケーションの能力を高めたいとお考えの方にはおすすめできます。
英語訳するとどこか意味が分かりにくくなるのですが、この本は訳も分かりやすく、ワーキングメモリーについて理解しやすい!
2003年のベストセラー『バカの壁』は、著者の養老孟司氏が脳科学ではなく解剖学の専門家ということもあり、根拠が曖昧で納得できない内容も多かった。一言でいえば「持論を面白おかしく展開したエッセイ」だったと思う。脳科学の最先端で頑張っている研究者にもっと説得力のある本を書いてほしい…と思っていたら、ようやく希望どおりの本に巡り会えたようだ。
本書を書いた久保田競氏は、日本における脳科学の最高権威の一人にして、意欲的な研究活動を続けるバリバリの現役学者。自らの業績を含む最先端の研究成果をもとに、「脳をよりよく使うには?」「脳の衰えをできるだけ防ぐには?」といった誰もが知りたい疑問に答えている。
基本的には「理論より実践」の本であり、生活習慣、食事、運動、ゲームや遊び…など、脳にとって何がよくて何が悪いか、具体的なアドバイスが満載されている(内容は本を読んでのお楽しみ!)。漠然と勧めるだけではなく必ず科学的根拠が示されているため、類書とは説得力が違う。根拠の弱いものは、「現段階では脳にいい〈かもしれない〉としか言えない」などと率直に書く姿勢も好ましい。
これまでいかに脳に悪いことばかりしてきたか――そう思い知らされる人も多いだろう。しかし、年代別の「脳を鍛える方法」を実践すれば、脳の衰えを遅らせたり働きをよくしたりできるらしいのだ。私自身このままでは確実にまずいので、食事や運動など自分にできる範囲で実践しようと思う。
見通しのよい構成、平易で読みやすい文章ということも指摘したい。編集者による聞き書きのようだが、この編集者は相当デキルと見た。脳の働きに関心のある人、脳科学の最先端を知りたい人だけでなく、脳をよりよく使いたいと願うすべての人に自信を持ってお勧めする。
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