疑史の眼は実に参考になる。 いずれ明らかになるだろうと誰もが思うことを 切り口の斬新さで 立ち込めた霧を取り払う・・・そして 直ちに全貌を明らかにしてしまう。 正に率直にて妥協を許さぬ洞察力には類例を見ない。 己が真似ても非なりを味わう。彼の前では 同じ頭脳にてどれほどの差があるのか と考えるのが愚かと知る。落合氏に比べられる著者がいたら教えて欲しい。 読者となれば(我もそうであったように)負けじと粗を探そうとする者も多かろうが 系統立てた史観を持たぬ者であれば それは達し得たと思い込むだけのこと。 その実は やがて錯誤の為す墓穴ワザと知る。 批判的に見れば見るほど 吸い込まれる不思議な魅力がある。 そもそも既存の既成概念で読む本ではない。 世に染められ 飼い慣らされた頭にても客観的な史実は知ろうに・・・ かような判断力に至り得ぬのは なぜだろうか?と思う。 我らに代わって 簡潔明快に 追随できぬ中央突破力を見せて 独走してくれるのが落合氏 と思う。それにも増して瞬時に引き込む博覧+見識には敬服した。開かずの扉を開いてくれる落合疑史の眼による検証結果を親友にも読ませたい・・・と もう一冊注文することにした。 思うままに書かせていただいた。
発売日に買って、週末に読了。連載時から熱心に読んでいたので既知の内容も多かったが、それでも楽しめた。
とはいうものの、元々Webサイト上の記事であるだけに書籍としてはと少々読みづらいことは確か(もともと大量のスクリーンショットといっしょに読むことが前提になっているのだし)。段落の区切りなども書籍としては不自然で読みにくいところも多々ある。
正直1800円出して買うべきものなのかはちょっと良くわからない。氏の連載のファンならばマストアイテムだとは思うが、別にAARを読みたいだけならばサイトを見ればいいし。
買う場合はウェブサイトの記事の再録だというところに注意してください。
第15話「蒼き流星となって」で、レイズナーが自分を守るために V MAXを発動させる。
エイジの意思とは無関係には発動された V MAXは、結果としてエイジにとって大切な人を殺してしまう。
ロボットアニメの定番であれば、V MAX発動は決め技としての見せ場であり、主人公機のカッコ良さを見せるための言ってみれば単純な演出の1つとなる。
でも、レイズナーではそれだけではない。
これまでの14話では、エイジは地球人を守ると同時に、グラドス人も殺さないように必死に戦ってきた。
しかし、これは全て V MAXを発動させる演出だったと考えるならば、これほど効果的なものはない。
しかも、その結果、将来の義兄さんとなるべき人を殺してしまうのだ。
V MAXを発動するときは、悲しくも力強く、劇的な音楽が流れる。
「必殺技」などという浅はかなものではない。
必見。
その昔・・・ 「銀座NOW!」という番組があった頃、 西島三重子が歌っているのを、テレビで聞いた。 確か「のんだくれ」と「池上線」と何かと、 合計3曲を歌ったのを憶えているが、 当時、まだ私は小学生。 田舎街の小学生が西島三重子の歌を理解するには、 少し時間が早すぎた。 しかし、時がたち95年に、 ワーナーから出た、企画物のオムニバスで、 眠っていた思いは、完全に呼び起こされた。 池上線を聞いたとき、なんて素敵な情景と 曲のフレーズなんだろうと、感銘を受けた。 それから、いくつかのベストアルバムを手に入れて、 この2枚組のCDを手に入れたとき、 そして聴いたとき・・・ それは、ほんとにほんとに素敵な時間を 手に入れたような気持ちになった。 いつでも手元で聴いていたいCDが増えた気がして、 とても嬉しかった。 今現在も、現役で活躍中の西島三重子だが、 昨今の作品も、なかなか良いので、 ぜひ手にいれてみたい。
レイニーウッド時代からソロ活動後の代表曲を網羅しており、十分楽しめます。 大人のBGMはこれで決まり!
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