すごい人生でした。 でも、全然、無理がなくて、 自然体で、なんでも面白く、楽しく、できそうな気持ちにしてくれる、 そんな、本当に元気になれる本でした。 悩んで立ち止まったとき、また、読みたいです。
モダンリビング的な家を建てたくて沢山の写真集を買いましたが、この本1冊に全てが集約されていました。外観、インテリアの素敵なアイデア満載です。とかく日本の環境じゃ???という写真集が多い中でこの本は実現可能なデザインがいっぱいです。何度見返しても新鮮な感動があります。小ぶりなサイズもGOOD。
増刊部分を立ち読みですませようとしましたが、やはりこれは買わなければ!と思いレジに持って行きました。 久々に読み返すとやはり面白かった。 これこそが為になる話だ。
ハリウッド・メルローズ通り沿いにあるパラマウントスタジオの正面から見て右側の門を「スワンソンゲート」という。これは本作でノーマ・デズモンド役のグロリア・スワンソンがスタジオ入りするシーンをここで撮ったことからつけられたものだ。1930年代に「フリークス」というトッド・ブラウニングの大問題作があったが、ビリー・ワイルダーは本作でハリウッド版「フリークス」を作り上げた。まともな登場人物は誰も出てこない。ウィリアム・ホールデンは唯一まともな語り部だが、冒頭から殺されてるし・・・。サイレント映画へのノスタルジーというよりも、それらの時代を亡霊のように描いたワイルダーの手腕はやはりすごい。チャップリンと並び称されるバスター・キートンも亡霊のひとりとして登場している。だが何といっても凄いのは、スワンソンの鬼気迫る演技だろう。怪俳優・シュトロハイムもかすんでしまう迫力はさすがである。ちなみに、いまパラマウントスタジオを訪問すると、その広さに驚くと思うが、本作の撮影当時は半分の規模しかなかった。半分はRKOスタジオであった。その証拠にまだRKOのロゴマークである地球マークがまだそのまま残されている。スタジオツアーに申し込むと、正確にどこからがRKOの敷地だったかがよくわかる。このスタジオの裏手はハリウッド墓地になっているが、そもそもこのスタジオ用地も墓地だったところをパラマウントとロバートソン・コール(RKOの前身)が買い上げたものだ。サイレントの亡霊(生霊)を撮るのにはもってこいの場所だったのかもしれない。作品は大・大・大傑作である。
|