人類が未知なる宇宙へ飛び立つ足掛かりとして、重要な意味を持つ国際宇宙ステーション。 現在までどのように開発され、今後どのように完成に至るのかを主に解説しています。 また、宇宙での船外活動や、無重力生活の様子、地球上での訓練の様子なども実際の映像やCGを交えて解説。 さらに、毛利衛氏を始め、本物の宇宙飛行士の体験談も収録されてます。 しかし収録時間約47分間の中で、地球上での訓練やスペースシャトルの映像がわりと多かったのが残念です。 私としては無重力中での活動の様子をもっと見たかったのですが・・・ また、製作が1997年なので、将来の展望が微妙に違っていたりして気になる点もあります。 しかしながらこのDVDには、今後一般市民でも実現されるであろう、宇宙生活をわずかに垣間見ることができます。 もし宇宙服に穴が開いたらどうなる? 無重力中では水はどうなる? など興味深い映像も収録されているので、宇宙空間の不思議や、人類の英知に好奇心がくすぐられる人にオススメです。 (漫画『プラネテス』が好きな人にもオススメ) ちなみにこの文章のタイトルは、もっとも豊富な船外活動経験をもつ宇宙飛行士の言葉からです。
ソ連崩壊後、アメリカと共同で行った宇宙計画の実録。ロシアは金欠で宇宙省は極貧状態で映画やCMなどで資金を捻出していて大変だったらしい。そんなところでアメリカと組んで、宇宙計画をやることに。アポロ以降一時期は黄金期だったらしいが。アメリカ人宇宙飛行士がロシア語を勉強したり、ソ連の宇宙都市「星の街」に滞在したりするが、文化や技術の違いなどから軋轢も絶えない。ロシアも国際協力もいいが、独自の宇宙計画をやりたいという連中も少なくない。ソ連時代もアポロとソユーズで二国で共同していた時期もあったが、宇宙大国である米露二カ国が本格的に共同して宇宙開発をやるノンフィクションである。アメリカは世界一だと思っていたが、事故も多発して、宇宙船も壊れるものだということを学習していく。ロシアの場合壊れる前提でやっていたためタフさがアメリカとは違うらしい。この共同開発の後に国際宇宙ステーションいわゆるISS計画へとつながっていくのだ。 ここら辺は宇宙開発の歴史上は停滞期のようにも見え、政治や国際情勢の変動により計画も紆余曲折を経ていく。なぜ宇宙開発は停滞してしまったのかというヒントになるかもしれないし、この時代の本も読んでみるべきだろう。
少々古いDVDなので、内容も映像も古い感じです。
それでも宇宙についてあまり知らない人には多くの知識が得られます。
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が打ち上げられたとき、使い物にならなかったというのは初めて知りました。
宇宙に存在する銀河が泡のような構造になって存在しているというのは、わりと知られたことだと思います。
そのほか、ガスや白色矮星、恒星の誕生するところなどが紹介されています。
完成すると15センチくらいの大きさのモデルになります。卓上に飾るのにちょうど良いです。 ただ、プラの材質がもろいのが難点で、決して作りやすいとは言えなかった。造形・塗装とも申し分ないだけに、惜しい。 細かい部品を破損させずに作り上げられる人が、どれほどいらっしゃるか。このモデルのコンセプトとして、手軽に作り上げられるというポイントがあると思うのですが、そこが★3つです。さしかえ可能な部品をいろいろ遊んでいるうちに、あっちが壊れ、こっちが壊れ、という状況が予想されます。 全ての部品を接着してしまって、完成後はいっさい触らない、が吉。
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