フランスというとフランスギャル・ミシェルポルナレフ・かろうじてエディットピアフしか聴いてない人、ディープなバルバラはいかが? フランスのシンガーソングライターの代表で、老若男女に人気があったバルバラのベストです。軽やかにピアノを弾きながらまるで何事もなかったように重い詞を歌いあげるバルバラ。フランス語の発音がどーもニガテといっていた友人も、この歌手のすばらしさは認めました。聴いたことない方は是非一度このベスト盤をお求めになることをお勧めします。
夢と現実が、過去と未来が交錯するストーリー。最後のこの第4巻では、青羽(アオバ)の見ていたバルバラ異界の夢が、過去・現在・未来の「時」の座標軸上のどこに位置していたのかが明らかになります。と同時に、パラレル・ワールド(並行世界)のひとつが消滅し、別の世界へと移行するモチーフも現われるので、頭の中がかなりしっちゃかめっちゃかになりましたよ(笑)
緑の地球の「今」と、赤い火星の「未来」がつながり、織り合わされるエピソードも素敵ですね。そこにまた、異星の生命体の長く果てしない記憶がからんでくるあたり、ワクワクする話の展開でした。
萩尾望都さんの本シリーズのラストの章「遠い昨日から遠い明日へ」(【月刊flowers】2005年8月号に掲載)を読んでいて、「ああ、これは、ブラッドベリの『火星年代記』の中の「夜の邂逅」の物語みたいだ」と。キリヤという少年の運命の変転に、「夜の邂逅」に出てくる''向かい合うふたり'≠ニよく似たものを感じたんですよ。
うーん、ネタバレしないようにぼかして書いているので、「なんのこっちゃ?」でしょう。とまれ、タイム・トラベルものや、フィリップ・K・ディックのパラレル・ワールドものがお好きな方でしたらきっと楽しめるに違いない、魅力的なアイデアとヴィジョンが羽ばたいている物語。全4巻、時をおかずに一気に読むのが吉。
ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術
「仕事ができない、家庭がうまくいかない、もてない同僚程どなりちらす」
そんな職場を転々とした私が、昨年出会ったこの本。
「相手にしないこと、どうでもいい仕事は相手に任せる」
マニュアル通りに実行したら、「うまく交わせて精神的にも楽」でした。
「ムカつく対象はほぼ生活が乱れている・・・」その対象にムキになっても
駄目でした。相手にしない「護身術」を身につけたい人にはかなり
お勧めです!
第二次大戦中のドイツ海軍は、通商破壊活動が中心であったため、派手な海戦は少なく、その意味ではこのZ37-39もコレクションとしての面白みには少々かけるかもしれません。
また、このキットは大元は他社製品だったものを理由アリでタミヤが引き取って改修して発売したものですので、最近発売されたE級駆逐艦などとは若干テイストが異なります。もっとも、このバルバラ改修セットでようやく説明書の誤記が訂正されましたので、正確に組めるようになったと思います。派手系が好みの方にとってはチャネルダッシュ作戦に参加した他の駆逐艦(へルマン・シューマン、ポール・ヤコビ)が欲しいところかもしれません。
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