都会で生まれ育ってきた自分にとって、米は買うもので、頭では 「お百姓さんが大変な思いをして作ってくれた」と思っても 何がどう大変なのか想像もつかないままだった。
この本を読んで田んぼが身近にないまま生きてきたことが なんだかとても悔しくなった。こんなに魅力的な生き物が 四季を通して田んぼを訪れるのだから。 そしてこの生き物たちに上前をはねられないように、生産者の 方々は、コメを収穫しなければならない。そのご苦労は どんなにか、とますますありがたい気持ちになった。
巻頭には筆者が通年観察している田んぼの、四季折々の様子が 丁寧に紹介されている。筆者が田んぼを大切に思っているのが 伝わってくるのだ。 だからこそ、多岐にわたる生き物の紹介文も、まるで手に取るように ポイントがよくわかる。
この本は日本の原風景「田んぼ」とそこに暮らす生き物への 愛の賛歌が詰まっている、私にとっては癒し本となった。
私も習いたいと思いますが(仮に単独で行うと)、発生した病害虫(農薬を使わないから増えるはず)が他所の田んぼに被害をもたらさないだろうか?先ずその辺が一番気になりました。もう少し詳しい情報が広がる様になることを期待しています(現在は会費や講習にン万円かかります)。
初めてこの曲を耳にしたときには涙が自然と流れ落ちました。 エニグマの中でも暗いイメージを払拭させ、コーラスではない声の入った新鮮さ・・・。人間の声ではなくなく『天使の声』ということに納得させられた曲です。 人間は生きていく中で誕生の瞬間から物事を感じること、人とのふれ合い、どんなに自分が弱くとも周囲の人から影響を受けて生きていくことできる。 人は一人で生きているのではない・・・そう天使に悟される気持ちになれます。
今森氏の作品は写真集から注目しているが、美しいだけではなく、何か迫力と言うか力を感じる。他の写真とはレベルが違うとしか言いようがない。この映像にもそうした生命力とか生活力、未来を感じる。本当に残さなければならない遺産とはこうしたものと思えるが、里山は遺産ではなく、過去から未来に続く、現役の生活空間である。
Apple認定で日本語訳されているLogic Pro 7の解説本としては、恐らく本書が現時点で唯一の物と思われる。
Apple認定でなければ高山博氏の「徹底操作ガイド」があり、こちらの方は値段も安く 「Logicをより使いこなす」 点に的を絞っている。とは言え初心者にも判り易く書かれているので、これはこれで非常に読み易く役に立つと感じた。 これに対し本書は 「Logicの最初の一歩から徹底的に学ぶ」 と言った視点で書かれている。付属のDVD-ROMに教材用のファイル及びLogic Express 7のデモ版(英語)が収録されており、大半はこのファイルを使って「授業」が進む形式になっている。 こう考えると、前述の「徹底操作ガイド」=参考書、本書=教科書と位置づける事が出来るかも知れない。教科書だけあってかなり細かい所までフォローされている。
ネックとなるのはやはり値段である。洋書を翻訳し、DVD-ROMも付いているとなるとやはりこれ位の額は覚悟しなければならない。 また、文体が「如何にも翻訳しました」的である事も付け加えておく。と言っても、様々な海外製アプリケーションの直訳マニュアルよりはかなりマシなので、読む上でストレスは感じないだろう。 Logic Proがその名の通り、このソフトを使って飯を食う「プロフェッショナル」が世界中にいる代表的DAWアプリケーションである事を考慮するなら、教科書代としては決して高くはないと思う。
LogicをAppleブランドになる前から使っている方には、本書は必要無いだろう。反対にこれからLogicを使う人、また今Expressを使っていてProへのアップグレードを視野に入れている人にはきっと有益な教科書となる筈である。
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