『ハチミツとクローバー』特集が読みたくて買いました。ここまでガーリー感が抜けた『ハチクロ』特集は珍しい。
アニメ版の花本はぐみ役の工藤晴香さんのグラビアとインタビューから『ハチクロ』特集は始まる。グラビアはいらない。インタビューだけで充分。神谷浩史さん(竹本祐太)×うえだゆうじさん(森田忍)×杉田智和さん(真山巧)の対談、カサヰケンイチさん(監督)と黒田洋介さん(脚本)のインタビューと、アニメ寄りの特集です。
原作者の羽海野チカさんのインタビューは、私生活の話ばかりで、クリエイティブ系の話(例えば、「誰に影響されたか」「漫画家としての心構え」とか)がもっと読みたかったなぁ。でも、三浦和義さんから手紙を貰った話は良い話だし、インタビュアーの吉田豪さんが羽海野さんの面白い内面を引き出しているからまあ良いか。それにしても、羽海野さんって本当にはぐか竹本っぽい。
『ハチミツとクローバー』大辞典は、『ハチミツとクローバーOfficial fan book vol.0』より充実している。
羽海野さんのマンガ『イノセンスを待ちながら』から押井守さんのインタビューの流れは圧巻。『イノセンスを待ちながら』自体も、スタジオジブリ発行の機関誌『熱風』2004年2号「特集・イノセンス」内に掲載されたので一般には知られていませんが、関係者の高い支持を得るだけあって隠れ名作になっています。
作者のホムペで「ホイップちゃんぬいぐるみが出来ました」と発表があり、早速密林さん(笑)でチェック。
ホワイトデーのお返しにしたいと思い、購入(予約)しました。
ハチクロファンとしては、大きいのも欲しいなあと思いました。
最近、パナソニックのコマーシャルで良く聞いていて、
PVをこの前みたら、口笛のところが頭にのこって、
良く口笛吹いてます。
1期とノリが違うとは思えません。物語が佳境に入っただけのことでしょう。
十年一日の堂々巡りをしないからこそ、彼らは成長しているし中身も濃いと言える。
期待したものと違うからといってダメな作品のレッテルを貼るのはいかがなものか。
1期の終わり頃と2期のはじめのほうを比べて別作品と感じるような違和感はないです。
綺麗な過去を並べたベタな内容というけれど、この物語は基本的に前向きですね。
過去話は出てきますけどそれが綺麗な過去と言えるかどうか。
結局彼らは挫折を経ているから、挫折の向こう側にある過去が綺麗に見えるのは当然のこと。
しかし挫折も含めて過去なのです。彼らはそこから今を、さらに未来を見つめようとしている。
少女漫画らしいが中身がないというのもどうでしょう? 私は少女漫画らしくはないが中身はあると思っています。
この作品の原作(者)は言葉を編むセンスが豊かで文学的素養を感じさせます。
それは平均的な少女漫画から「ハチクロ」を分ける特徴になっていると思うけど、アニメでも踏襲されている。
また平均的な少女漫画と比べ、物語の人物たちはそれなりに広い視野を持っていると思います。
彼らの内省は他者を見つめることを忘れていないし、そこから自身を位置づけようともしている。
それは社会性というもので必ずしも少女漫画的特徴とは一致しないと思います。
後半に出てくる会社の乗っ取りなんていう話題も男性的な指向のように思いますし、
少女漫画的というなら同時期にアニメ化されている『僕等がいた』なんかいかにもって感じはしますけどね。
行きがけの駄賃に比べると『僕等がいた』に対し『ハチクロ2』の中身の多様さは一目瞭然で
中身が無さ過ぎるとはどこらへんを言っているのか? そっちのほうが謎。
マンガを十分再現してます!
クオリティもとても高く、声優陣も上手いです。
ほんとうにイメージ通り★
音楽もマッチしていて、オススメのアニメですo(^-^)o
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