なるほどナットクシリーズは、専門書を読む前に読むとよい本にあげることができる。
また、アンテナの勉強をしようと思ったら、
電気回路、電子回路、電波という順に読んで、最後にアンテナを読むと、体系的に理解できる。
工業高校、工業大学の電気科へ行くかどうか迷っている人も読んでほしい。
また、電化製品の販売店、電気製品の製造会社に入った、電気科以外の出身者の人も、
最初に読むとよいだろう。
「共用品」という耳慣れない言葉と、カバーのイラストが気に入り、購入しました。
誰もが暮らしやすくなるという、「共用品」という「思想」に、今まで気づきもしなかった視点をいただきました。
シャンプー容器のギザギザや、電化製品のスタート音など、体の不自由な方だけでなく、誰もが便利に暮らしやすくなるアイデアが、たまたま出来上がったのではなく、様々や考察を重ねながら、20年間も取り組んでいた人たちがいたと知り、頭が下がる思いです。
また、世界の中でも、日本が牽引役になっていると知り、うれしい思いがしました。
単に、「共用品」を拡げるという本ではなく、社会に対する見方を教えてくれる一冊です。
一人でもたくさんの人に読んでもらい、この想いが拡がることを願います。
右玉という題だがそれ以外もあり、
第1章が右玉だが(対矢倉模様)、第2章は袖飛車、第3章は振り飛車である。
初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲4八銀に、
△9四歩と突くのが南右玉のポイントのようで、それに▲9六歩と応じて
進んでいくのが基本のようだが、この本は決して固執しておらずいろんな戦法が
紹介されている。地下鉄飛車、中飛車、向かい飛車など数多い。
南右玉戦法はもっと独特かと思って読んだが基本を抑えた内容のよう。
1ページに3図とか、2ページ合わせて6図とか、たいへん図が多い本なので、
盤に並べなくても目で追える。本中で野間俊克指導棋士五段の名が紹介されている。
野間五段は以前から観戦記で活躍されているので文章も読みやすい。
印刷も濃くて見やすい。
但しこの本に書かれているのは序中盤までの分かれであるので、
終盤(終了)まで指せるわけではない。掲載されている各戦法を深く勉強する人は
それぞれの深解説本を読めばいい。というか、序盤の範囲と思われる。
著者の実際の対局を題材にしているはずだが
まったく明記がない。あった方がいいと思うので4点で。
巻を進めれば進めただけ井上さんのエロさがグレードアップして行きます。流石の貫禄です。ツボを狙われてそこにハマるのに悔しさを感じつつきっちりとハマってしまいます。
ストーリーテラーの皆様とはまた違う次元にいらっしゃる感じです。
物語的には、怪談の怖さでは「耳なし芳一」エロさでは「番町皿屋敷」が優れている気がしました。「道成寺」は怪談としてではなく普通に怖いです。
中でも「番町皿屋敷」はこんなにスプラッタだったかと恐ろしく思う程でした。演技も素晴らしくあまりよく知らない方なので嬉しい誤算でした。
「三枚のお札」は一作目の「サルカニ合戦」ほど(ある意味間違った方向の)エロさも無く、「裸の王様」ほど突き抜けたギャグでもなくちょっと物足りなかった気もします。
次回作は何で攻めて頂けるのか大変楽しみです。
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