こんな感動をおぼえる作品にであえてしあわせでした。
冒頭のシーンでは、ホラー映画かなと思いましたが、
意表をつかれ、なるほどと思いました。
洋画でも「ニューシネマパラダイス」という有名な作品がありますが、
この映画を作った人は本当に映画を愛しているんだな
ということがよく伝わりました。映画への愛を感じました。
撮影所の現場の様子とか、裏方の小道具の人の苦労とか興味深いものがあります。
最後のシーンは、お約束というか、予想していた通りでしたが
すごく感動して涙がでました。
チャップリンの某作品のラストにも似たものがありますね。
日本映画らしい日本映画で、
いやー映画って本当にいいものですねと言いたくなるすばらしい感動作です。
とても重いドラマで、心して観なければならない作品ですが、それでも観て良かったと思いました。 臓器移植がテーマで、移植コーディネーターを演じる吉岡さん、ユースケさんともに、表情の緩む場面は最終話の終わり近くまでありません。随分難しい役どころだったのではないかと感じました。 女優陣の熱演がすごい!尾野さん、木村さん、麻生さん…。特に尾野さんには、役柄の葛藤が伝わってきて、泣かされました。 主演の吉岡さんは、役柄から辛い表情ばかりでしたが、それでもドナー家族に寄り添い、小さな声で歌を歌ったり、折り紙を折ってあげたりするシーンは印象に残りました。ドナー(になる予定の)子に付き添う木村さんに「なんだかんだ言って、男の子はお母さんが好きなんですよ」と声を掛けるところ、温もりがありました。 父親としてのユースケさんの突発的な行動も、共感できるところがありました。 たった今も、このドラマのように命に向きあっている人がいるのだと、気づかせてもらいました。
雑誌連載がまとめられたもので古手川祐子・浅野ゆう子・とよた真帆さんら 有名女優陣が登場します。内容的には温泉、美女、和、であり、あくまでも 日本の良さ・美しさであり、いたって大人しい内容です。とはいえ、 さすがは篠山紀信、大人しくも艶っぽいです。ただ、設定上だと 思いますが登場する女優さんたちの年齢層が高いので、個人的には 各世代にバランスがとれていれば尚良いと思いました。ので星4つ。
麻生祐未は、撮られて当然、の姿だ。 自信がある、とか堂々としている、とか そんなモンじゃない。 麻生祐未が、半沢克夫のカメラの前に立つ。 存在して当然、のふたりの世界。 大人にしかつくれない、ふたりの時間、空気・・ ここ最近の「月刊~」も好きだったけれど、 今回の「月刊麻生祐未」は、比較にならない程、 遠いところにある。まるで月のよう。 見所は、歳を重ねた、唇と背中。 ぞくぞくっと、します。 化粧映えする表情も、見所です。 デコラティブなスタイリングも、メークも 麻生祐未を表現する道具に過ぎない。 頭のてっぺんから、つま先、うしろ姿まで、 ぜんぶ麻生祐未。 大人って、やっぱりだてに大人じゃないんだなぁ、と 思わせてくれる一冊です。
とにかく手に入れたかった。当時の陣内孝則は異様に恰好いい。麻生由美も美しい。喫茶店での掛け合いは必見。
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