高画質で鑑賞したかったために、先日発売になっていたDVD版の購入を我慢していました。その分、商品が届いたときの感動もひとしおでした。
早速、作品を見てみました。
第一章では、まず五位堂検車区に保存されているデボ'T型の紹介から始まります。この作品では、実際に車内に入っての撮影が許されており、貴重な内部の様子を見ることができます。
第一章の目玉は、やはり空撮だと思います。空撮日の天気も良好。奈良線では、列車が地上に出てくる区間から河内小阪までの空撮がおさめられています。この立体交差区間は、駅撮り以外での撮影が基本的に難しい区間ではあるので、空撮は極めて重要なウェイトをしめます。
第二章は、特急列車を中心に大阪上本町から賢島までの流れを示しています。第二章の目玉は、何といっても「よみがえる総天然色の列車たちシリーズ 近鉄編」から引用した、旧線の青山高原越えのの映像でしょう。また、過去の映像だけでなく、実際に旧東青山駅まで足を運んで、ホーム跡を撮影されているのを見ると、動輪堂さんのこの作品にかける熱い思いが理解できます。
京都にはまると何度でも訪れてしまいますが、何度か同じお寺に行ってみると、エピソードや由来に興味がわいてくるもの。 多くのガイドブックはカラフルな写真とお菓子や料亭の紹介が多く、いわゆるうんちく部分が薄くて物足りなくなってきます。 そんな時にこのガイドは2色刷りで見た目は地味でも、内容は盛り沢山。建築様式、庭、彫刻などの専門的な説明も充実しています。「読み物」としてのガイドブックです。
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